本システムについて  

本eラーニングシステムは、オープンソースソフトウェアであるJapricoを元に作られています。

Japricoは、実際の教務管理に即して制作された、オープンソースのeーラーニング管理システムです。
オンデマンド型映像による講義の他、講義理解度を量る小テストやレポートの実施、担当と受講者のディスカッションを行うBBS(オンライン掲示板)、講義へのアンケートなど様々なコンテンツを管理し、履修や採点などの事務手続きへの反映を支援するデータを作成できるのが大きな特徴です。

Japricoは、以下の流れで講義が展開されます。
まず管理者がコースを用意し、担当がそのコースに講義を登録します。
受講者はそこに登録された講義を受講します。


またJapricoでは、登録されているユーザを、権限によって以下のように区別します。
  管理者  …  全てのユーザを登録し、コース設置や履修登録などを担当します。基本的に1システムに1名のみです。
  担当  …  各コースを担当する担当です。講義の登録、アシスタントの登録や受講者グループの設定ができます。
  アシスタント  …  コース内で、担当と受講者の橋渡しをする助手的な役割です。(任意設定)
  受講者  …  講義を受講する受講者です。
  受講者グループ  …  受講している受講者をグループ単位でまとめることができます。
      グループごとに別々の講義を行い、別の討論を行うなど、様々な利用方法があります。


上記に基づいて、Japricoは大きく3つの機能に別れています。

管理機能  …  管理者のみが使用できる機能です。
    ユーザ管理・履修管理・コース設置・マニュアル・Q&A管理の各機能があります。
コース設定  …  主に担当が使用できる機能です。(管理者も代行として全ての機能が使えます。)
    管理機能で設置されたコースへの講義登録や、シラバスで扱うようなコース情報の編集ができます。
講義運営  …  主に担当が使用する機能です。(管理者も代行として全ての機能が使えます。)
    各コースのアシスタントの登録や受講者グループの登録ができます。
    また、受講に関する全ての情報をリセットする機能もあります。
    (受講者ユーザは、講義を受講する「講義受講」という名称になります。)

その他にも、各ユーザ間でやりとりを行える「メッセージ」、ユーザ自身の情報や表示機能の設定ができる「プロフィール」、システムトラブルを管理者に報告するための「お問い合わせ」、マニュアル、Q&Aなど、学習をサポートする様々な機能が用意されています。